(ブックレビュー詳細)
この本は、あまり参考になりませんでした。m(_ _)m
もともと、カードを記憶するこつが書いてあるかと思ったのですが、たいしたコツは書いていませんでした^^;;
全体で93ページ。3章からなっています。
第1章 初心者、初級者のための記憶方法
第2章 中級者のための記憶方法
第3章 上級者のための記憶方法
第1章は、カードの並べ方、ビッド、プレー、スコアなどでどう覚えると忘れにくいか解説されています。
第2章では、カードの記憶の仕方として、たとえば切り札が何枚出たかを覚える場合、4人全員の枚数を覚えるのではなく、オポのもともと持っている枚数を数えておいて、オポが何枚出したかだけを記憶しておくほうがずっと忘れにくいと書いてあります。
その他、スーツ・クオリファイテスト、ルール・オブ6−4、「レッド・オンレッド、ブラック・オン・ブラック」など紹介されていますが、多くは、前述の「100 Winning Bridge Tips」に書いてあることでした。
第3章では、「Memory Coup」が紹介されています。
で、リードは
J643
(You)1NT by S J
(You)A76
QT
AKQ5
Q5
QT72
QT
KQ8
K
A65
743
J。
2順目:Dリターン。WがKで勝つ。
3順目:WJ。Nは
を捨てる。
4順目:W9が勝つ。ダミーは
を あなたは
を捨てる。
ディクレアラーは8。
5順目:WT→あなたの
Q。
6順目:あなた8→ダミーの
A。
7、8順目:A、K。ハンドから
JとT。Wは
8、2。
9、10順目:A、K。で上の右のポジションになりました。
11順目:S9からダミーの
Q。あなたは
Tを捨てる。
12順目:5がダミーからリードされました。さて、ここで何を残すか。
リードがダミーのままなら、Qを残さなければならないし、CがSで
オーバーテークされるなら あなたはKを残さなければなりません。
さてさて。。
全体はこうなっていました。
7、8順目の
J643
A76
QT
AKQ5
987
QT72
T952
KQ8
KJ92
A65
82
743
AK
J43
8743
JT96
J、Tのディスカードがミソで、ハンドに6、ダミーに5が残るようにし、ディフェンダーが覚えにくくしているわけです。あなたは、
を残さなければいけないのでした。
ちょっとおもしろいので、紹介させていただきました。σ(^_^)は自分の技術向上に何の役にも立たないので 使おうとは思いませんがが^^;;
でも、結局、プロの記憶の奥義のようなものはどこにも書かれていませんでした。秘中の秘なんでしょうか。。
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