Better Rebidding with Bergen

2003年刊行。69ページ。
オープナーのリビッドについて10のパターンに分類して例題が掲げられています。
第1章 1−1
第2章 1−1
第3章 1−1
第4章 1−1
第5章 1−1
第6章 1−1
第7章 1−1NT
第8章 1−1NT
第9章 1−1NT
第10章 1−1NT
○3番手、4番手でのオープン後のリビッド
○さらなるリビッドの方法
という全体構成です。

 ルールオブ20でオープン、5枚メジャーシステム、1NT:15〜17HCP 2NT:20〜21HCP
これだけが約束事項で、あとは2オーバー1であってもなくても、1オープンに対してメジャーファーストレスポンスであろうとなかろうと、フォーシング1NTであってもなくても構わないということで話がスタートします。

少し紹介します。

第1章「1−1−?」から
AKQJ 5432   QJ984
  1リビッド。通常はアップザラインの1が正しいが、この
 ハンドはの内容が違いすぎる
Q752 KJ3 A98 QJ4
  1NTリビッド。1オープンの後、完全なフラットハンド
 の場合、4カードメジャーを決して紹介してはならない。
 1NTとリビッドすべきである。この考え方はパートナーが
 1NTオープンしたとき4333のハンドではパートナーの
 メジャーフィットを探しにいかないのと同様である。

第3章「1−1−?」から
T973 A3 AKQ9 854
  1。1レスポンダーはも4枚かもしれないので。
T973 AKQ AQ865 
  1。この後、1NTまたは2とくれば、さらに2と言う。
 このビッドで、4、3、5枚以上でミニマムではないことを
 正確に示せる。
T973 AKQ A865 54
  2。例外的なハンド。最初にを示して後でをサポートする
 ほど強くないハンドなので、直ちにサポートを示す。
Q7 J53 KQT9 KQ82
  1NT。バランスハンドでの2スーターを示すべきでは
 ない。1−1後はマイナー9枚ない場合は1NTレスポンス
 すべきではない。1NTはアンビッドスートのストッパーを
 保証しない。

第5章「1−1−?」から
J87 A7 A8642 A53
  2。1NTではない。「A」とそれ以外の絵札が少ないハンド
 はスートコントラクトをプレイしたほうが有利。
J87 AQ Q8642 KJ9
  1NT。2ではない。上のハンドと正反対である。
QJ6 KJ7 QJ73 KQ7
  1NT。15HCPあるものの、、トリックテイキングの
 ポテンシャルが低いこのハンドでは、そもそも1NTオープン
 しないことが重要。

などなどです。
気楽に読めて、いいおさらいにもなります。



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